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江戸時代後期〜昭和初期

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伊東深水

「高砂浴衣美人百姿 其十六」

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年代

 

 

 

 

 

結い方

 

 

 

 

 

特徴

江戸時代後期から昭和初期

江戸後期の代表的な島田髷で、町娘から芸者や遊芸師匠まで、若い女性は皆これを結ったと言われる。明治以降は芸者など粋筋の女性に結われるようになった。

 

根で束ねた髪の毛先を折り曲げ元結で縛り、毛先がいち(髷の後部)の内側にくるように折り曲げる。さらに前に折り曲げ、中央を元結で結び いちを作る。髷の前部を広げて、裏から紺紙を貼って整え、丈長をかける。

 

「守貞謾稿」(喜田川守貞著 江戸後期)に『此島田髷を江戸にてツブシ島田と云、中央ツブシたる如く凹故成』とある。髷の中央に高さを出さず、結んだ箇所が潰れているため「つぶし島田」と呼ばれた。

江戸時代後期に大流行し、若い女性の代表的な髪型に。明治以降は粋筋に好まれ洗練した形になっていった。結い方次第で可愛らしくも粋にもできる髪型である。

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